ガラス・セラミック・テキスタイル作品



Ritva-Liisa Pohjalainenの作品を眺めていると、フィンランドという国が持つデザインの本当の底力というものを感じてしまいます。一人のアーティストとしてだけではなく、もっと大きな歴史の流れであったり、先人から受け継がれてきた伝統であったり、彼女の手から生まれた作品の全てにはそんな力強いメッセージが凝縮されているようにさえ感じます。Heini RiitahuhtaやSanna Annukkaも良いけれど、今、世界の人たちが本当に注目すべきフィンランド人アーティストは彼女のような人かもしれません。皆さんどうぞ一度彼女が創り出した美しい作品の数々をご覧下さい(Ritva Liisaによるガラス・セラミック・テキスタイル作品)。2004年にはKaj Franckデザイン賞を受賞した彼女ですが、その他にもジュエリーデザインやコスチュームデザインの分野においても多才な才能を発揮しています。