補助金のでるヒートポンプ系のエコキュートの1/4だったりします
太陽光発電って導入すると何年で元がとれるのでしょうか?
太陽光発電って導入すると何年で元がとれるのでしょうか?
単純ざっくり計算で20年以上です。資料作成の上手な営業マンで15年で元がとれるという計算結果をひねり出してくるかもしれません。計算の元が補助金適用後の導入金額でこの年数なので、優秀な営業マンであれば、年間いくらお得という説明はあっても、何年で元がとれるという説明はなくとも販売できるのかもしれません。
ちなみにこのお得感は、電力会社が発電すれば10円で発電できる電力量を、家庭で発電された同じ電力量を電力会社が40円で買い取るというシステムで成り立っています。(逆ざやは太陽光発電を導入していない家庭の電気料金から負担していることになります。)
太陽光発電はCO2削減に寄与しています。ただ、この削減量も実は同様に補助金のでるヒートポンプ系のエコキュートの1/4だったりします。
では、なぜ国は効率のあまりよくない太陽光発電に補助金を出すのか。太陽光発電の売り上げは補助金がなくなるのと同時に激減します。国が思う伸びてほしい産業ということなのでしょう。
そのこと自体悪いことだと思いません。ただ、レアアース恫喝で国がヘタレにならなければならない現状を思えば、また、太陽光発電パネルの値段が高止まりの原因が中国資源にあるのであれば、ノンレアアース太陽光発電パネル(まだないけど)補助金に政策変更してもいいのではないかと思います。