マウリジオ・ジート氏の建築ユニット、ZITOMORI(ジートモリ)



日本人初!女性建築家がワイナリーで伊建築賞受賞|日経BP社 ケンプラッツ

イタリア・ミラノを拠点に活動する日本人建築家・森ひかる氏が設計に携わったワイナリーが、2010年イタリア建築学会カンパニア州最優秀建築賞を受賞した。受賞者は、森氏とマウリジオ・ジート氏の建築ユニット、ZITOMORI(ジートモリ)。日本人による同賞受賞は初めてのことだ。「鉄とガラスが樽の木肌と対極をなし、場としての新たな建築の可能性を刻んだ」などの評価を得た。イタリア建築学会は、1959年にブルノ・ゼヴィ氏によって創立されたイタリアで最も権威のある建築研究機関である。表彰式は2011年1月にナポリ王宮で行われる。


補助金のでるヒートポンプ系のエコキュートの1/4だったりします


太陽光発電って導入すると何年で元がとれるのでしょうか?



太陽光発電って導入すると何年で元がとれるのでしょうか?


単純ざっくり計算で20年以上です。資料作成の上手な営業マンで15年で元がとれるという計算結果をひねり出してくるかもしれません。計算の元が補助金適用後の導入金額でこの年数なので、優秀な営業マンであれば、年間いくらお得という説明はあっても、何年で元がとれるという説明はなくとも販売できるのかもしれません。


ちなみにこのお得感は、電力会社が発電すれば10円で発電できる電力量を、家庭で発電された同じ電力量を電力会社が40円で買い取るというシステムで成り立っています。(逆ざやは太陽光発電を導入していない家庭の電気料金から負担していることになります。)


太陽光発電はCO2削減に寄与しています。ただ、この削減量も実は同様に補助金のでるヒートポンプ系のエコキュートの1/4だったりします。


では、なぜ国は効率のあまりよくない太陽光発電に補助金を出すのか。太陽光発電の売り上げは補助金がなくなるのと同時に激減します。国が思う伸びてほしい産業ということなのでしょう。


そのこと自体悪いことだと思いません。ただ、レアアース恫喝で国がヘタレにならなければならない現状を思えば、また、太陽光発電パネルの値段が高止まりの原因が中国資源にあるのであれば、ノンレアアース太陽光発電パネル(まだないけど)補助金に政策変更してもいいのではないかと思います。




松本人志がNHKでやったビフォアアフターのパクリコントです


ビUFOアフター見ましたか?



MHKで放送されていたやつです。


松本人志がNHKでやったビフォアアフターのパクリコントです。


このできがすばらしい。古くなったUFOを「匠」がリフォームするわけですが、ポイントをすべて押さえています。


天窓をつけ、UFO下部にある「ぼっこり」つまり床下を収納に替え、壁を白くし、思い出の品「ライトセーバー」を手摺に再利用。掘りごたつがありの、バーカウンターあり、機能的な導線をつくるの内容です。


これを見ただけでビフォアアフターに出てくるエレメントすべてを表しているといっても過言ではないでしょう。専門家でないはずの松本人志が完璧にじつは「匠」はこれしかやっていないことを見破っていることに感服しました。




樋があるマンションが完成しつつあるので書かずにはいられなくなりました


マンションの設計がへたくそでないかどうかの見分け方



結論からいうと、樋です。


通勤途中にびっくりするほどへたくそに取り付けられた樋があるマンションが完成しつつあるので書かずにはいられなくなりました。写真を載せればプロであれば一発でわかるのですが、とりあえず自粛しておきます。


マンションの樋というのはベランダに降り掛かった雨の排水用であると同時に、屋上の雨を上から下へ流しています。ベランダが1カ所あればそこから樋につながる必要はありますし、屋上の屋根の面積に合わせてそれに対応する1本の断面積かける本数の総断面積が必要となります。


マンション(のベランダ)の各戸が上から下まで連なっていれば1本の樋でつなげばそう問題ないです。が、最近のマンションは1階に格好の良いエントランスロビーがあったり、店舗が入っていたり、駐車場への入り口だったりします。その部分へはまっすぐおりてくることができないため1階部分の天井懐で曲げて処理したりします。


この曲げる処理というのがくせ者で、駐車場車路上の隙間を使って通したりすると、そこを通るゴミ収集車(車高が乗用車より当然高い)が通れなくなるそんな話があったりします。


今回のヘタクソなマンションはその樋がひどいのです。バルコニーが連なる南側は基本的に内樋(ベランダ内部を立てに走る樋)なのですが、1階がエントランスロビーの上部のベランダだけ外樋(建物外部を走る樋)につながっています。しかもステンレス。南側には1本のみ光り輝くステンレスの樋が縦に走っているという状況です。等間隔にその樋が並んでいるのであればまだ理解できるのですが、1本のみそれもシンメトリーでもない位置に縦樋が目立って走っています。


東側(メイン道路側)もひどい。こちらもステンレスの外樋。縦に走る樋が3本あるのですが、間隔も適当。1階部分で上下がそろわなかった箇所で横走りのステンレス樋がチラリズムしてたりします。その上我慢ならないのが建物と樋をつなぐ金物の位置。3本とも適当な位置に取り付いていること。せめて同じ高さに出来るところは同じ高さに取り付けて欲しいものです。


設計の段階で樋のルート検討は全くされず、施工段階で検討され始め、通ることの出来るルートが外側しかないので外を通し、外を通すのだからちょっといい材料のステンレスを使おう、そんな経緯を辿ったのが目に見えてわかります。もしくは建築主のごり押しで階数を稼ぐために階高を可能な限り抑え(実際1階店舗部分は道路部分より低い位置に床があります)結局樋を振り回す隙間がなかった、そんなところでしょうか。


設計者って樋1本でもこれだけ気にしながら設計してるのですよというのを理解していただけると幸いです。




補助金のでるヒートポンプ系のエコキュートの1/4だったりします


太陽光発電って導入すると何年で元がとれるのでしょうか?



太陽光発電って導入すると何年で元がとれるのでしょうか?


単純ざっくり計算で20年以上です。資料作成の上手な営業マンで15年で元がとれるという計算結果をひねり出してくるかもしれません。計算の元が補助金適用後の導入金額でこの年数なので、優秀な営業マンであれば、年間いくらお得という説明はあっても、何年で元がとれるという説明はなくとも販売できるのかもしれません。


ちなみにこのお得感は、電力会社が発電すれば10円で発電できる電力量を、家庭で発電された同じ電力量を電力会社が40円で買い取るというシステムで成り立っています。(逆ざやは太陽光発電を導入していない家庭の電気料金から負担していることになります。)


太陽光発電はCO2削減に寄与しています。ただ、この削減量も実は同様に補助金のでるヒートポンプ系のエコキュートの1/4だったりします。


では、なぜ国は効率のあまりよくない太陽光発電に補助金を出すのか。太陽光発電の売り上げは補助金がなくなるのと同時に激減します。国が思う伸びてほしい産業ということなのでしょう。


そのこと自体悪いことだと思いません。ただ、レアアース恫喝で国がヘタレにならなければならない現状を思えば、また、太陽光発電パネルの値段が高止まりの原因が中国資源にあるのであれば、ノンレアアース太陽光発電パネル(まだないけど)補助金に政策変更してもいいのではないかと思います。




松本人志がNHKでやったビフォアアフターのパクリコントです


ビUFOアフター見ましたか?



MHKで放送されていたやつです。


松本人志がNHKでやったビフォアアフターのパクリコントです。


このできがすばらしい。古くなったUFOを「匠」がリフォームするわけですが、ポイントをすべて押さえています。


天窓をつけ、UFO下部にある「ぼっこり」つまり床下を収納に替え、壁を白くし、思い出の品「ライトセーバー」を手摺に再利用。掘りごたつがありの、バーカウンターあり、機能的な導線をつくるの内容です。


これを見ただけでビフォアアフターに出てくるエレメントすべてを表しているといっても過言ではないでしょう。専門家でないはずの松本人志が完璧にじつは「匠」はこれしかやっていないことを見破っていることに感服しました。




樋があるマンションが完成しつつあるので書かずにはいられなくなりました


マンションの設計がへたくそでないかどうかの見分け方



結論からいうと、樋です。


通勤途中にびっくりするほどへたくそに取り付けられた樋があるマンションが完成しつつあるので書かずにはいられなくなりました。写真を載せればプロであれば一発でわかるのですが、とりあえず自粛しておきます。


マンションの樋というのはベランダに降り掛かった雨の排水用であると同時に、屋上の雨を上から下へ流しています。ベランダが1カ所あればそこから樋につながる必要はありますし、屋上の屋根の面積に合わせてそれに対応する1本の断面積かける本数の総断面積が必要となります。


マンション(のベランダ)の各戸が上から下まで連なっていれば1本の樋でつなげばそう問題ないです。が、最近のマンションは1階に格好の良いエントランスロビーがあったり、店舗が入っていたり、駐車場への入り口だったりします。その部分へはまっすぐおりてくることができないため1階部分の天井懐で曲げて処理したりします。


この曲げる処理というのがくせ者で、駐車場車路上の隙間を使って通したりすると、そこを通るゴミ収集車(車高が乗用車より当然高い)が通れなくなるそんな話があったりします。


今回のヘタクソなマンションはその樋がひどいのです。バルコニーが連なる南側は基本的に内樋(ベランダ内部を立てに走る樋)なのですが、1階がエントランスロビーの上部のベランダだけ外樋(建物外部を走る樋)につながっています。しかもステンレス。南側には1本のみ光り輝くステンレスの樋が縦に走っているという状況です。等間隔にその樋が並んでいるのであればまだ理解できるのですが、1本のみそれもシンメトリーでもない位置に縦樋が目立って走っています。


東側(メイン道路側)もひどい。こちらもステンレスの外樋。縦に走る樋が3本あるのですが、間隔も適当。1階部分で上下がそろわなかった箇所で横走りのステンレス樋がチラリズムしてたりします。その上我慢ならないのが建物と樋をつなぐ金物の位置。3本とも適当な位置に取り付いていること。せめて同じ高さに出来るところは同じ高さに取り付けて欲しいものです。


設計の段階で樋のルート検討は全くされず、施工段階で検討され始め、通ることの出来るルートが外側しかないので外を通し、外を通すのだからちょっといい材料のステンレスを使おう、そんな経緯を辿ったのが目に見えてわかります。もしくは建築主のごり押しで階数を稼ぐために階高を可能な限り抑え(実際1階店舗部分は道路部分より低い位置に床があります)結局樋を振り回す隙間がなかった、そんなところでしょうか。


設計者って樋1本でもこれだけ気にしながら設計してるのですよというのを理解していただけると幸いです。